SOA
解説
SOAとはサービス指向アーキテクチャを表し、システム全体を利用者側から見たソフトウェアの機能単位である「サービス」の組み合わせによって構築する業務システムなどの設計様式の一つである。その構造はモノリシックで一極集中の構成であるとともに複雑であるため、通信にはESBという高価なミドルウェアを必要とする。一方、類似したシステムであるマイクロサービスは、安価で簡易に導入できる軽量の API を使用したインターフェイスを通じてサービス間のやり取りを実現しているため、「俊敏性」と「柔軟なスケーリング」などが特徴である。
使用例
業務効率を図るために「SOA」または「マイクロサービス」の導入を検討する場合は、それぞれの部署の業務内容や規模などを考慮してから選択する必要がある。