非対面販売

読み方
英 語
ひたいめんはんばい
Inside sales

解説

非対面営業とは、簡単に言うと「相手に直接会わずに営業をする」ということである。訪問しない営業とも言われており、「インサイドセールス」とも呼ばれている。 昨今の新型コロナウイルス感染拡大の予防対策に伴う自粛や、テレワークやリモートワークを活用し多様な働き方を実現するため、多くの企業は相次いで非対面営業へと急激に方向転換を始めた。 この転換は、商店や飲食業などの BtoC業種だけではなく、企業間取引のBtoB業種にも求められている。 具体的には小売業のEC(オンラインショッピング)サイトの開設や飲食業のデリバリー対応、訪問営業のデジタル化やテレワーク移行などが挙げられる。 非対面販売のメリットは効率がいいということ。 先方への会社訪問をする必要がないので、営業訪問にかかる時間とコストを大幅に節約することができ、営業件数も増え、より多くのビジネスチャンスを獲得できる。 また、インターネットを活用した非対面営業なら、遠く離れた地域や海外への営業も行える。 営業範囲を広げれば、全国や海外にまで販路を拡大するチャンスが生まれ、売上や業績アップにつながる機会も増えるだろう。

使用例

最小の設備及び人員で、非対面販売を円滑かつ確実に行えるようにする。

関連語

  • 対面販売

    店員が客と対面して品物を提示し、販売すること。 販売者が商品を購入しようとするお客様に対し、その安全性確保のため正しい使用法や注意事項などを直接伝えたり、お客様からの質問に答えたりした上で販売することである。