AIデータエントリー導入で生産性と品質を向上!全社的なコスト削減とリードタイム短縮を実現

AIデータエントリー導入で生産性と品質を向上!
全社的なコスト削減とリードタイム短縮を実現

お客様情報

業種 生命保険会社
担当部署 契約保全担当部門
業務内容

公的照会業務

行政機関、捜査機関、弁護士などの外部の公的機関またが生命保険協会を経由して、生命保険契約の有無や契約内容についての照会があった場合に、回答書を作成し送付する業務。年間65000通以上の照会票を処理する。
※お客様企業では、業務の大部分を自社拠点内で外部業者に委託している。

導入サービス

AIデータエントリー

COMITX BPMS

導入期間 6か月※業務分析開始から本番稼働まで

課題

  • 複数のシステム・ツールの利用でコスト削減が難しい

    複数の業務システムやExcelツールが別々に運用されていて連携がなく、照会内容のデータ化や契約内容の検索は1件ずつ手入力でしており処理に時間を要する。システム・ツールごとに作業がブラックボックスになっており、業務全体の進捗状況、生産性・稼働率が把握しがたく、処理リードタイム短縮やコスト削減に向けた分析が困難。

  • 情報が分散し問い合わせ対応に人手がかかる

    照会内容はExcel管理、照会書・回答書の画像イメージは共有フォルダ保管と、問い合わせ対応に必要なデータが分散しているため即時対応が難しい。問い合わせ履歴も他の業務の履歴と混在し、確認に時間がかかるため、問い合わせ対応のための社員を配置せざるを得ない。

提案内容

  • 照会内容のデータエントリーの自動化および契約内容照会作業の自動化により人的作業削減、品質向上

  • 専用システムに業務プロセスを統合し、業務全体の進捗状況、生産性・稼働率を可視化、生産性の向上や適切な人員配置を可能にし処理リードタイム短縮とコスト削減を実現

  • 問い合わせ履歴も含めて情報を一元化し、円滑な問い合わせ対応を可能にし、社員の工数を削減

導入内容

  • AIデータエントリー

    年間65,000通以上の照会票の記載内容を弊社独自技術で最適なAI-OCRエンジンに適用し、ロジック・各種マスタによる補正などのエントリーサポート機能を実装

  • COMITX BPMS

    照会書イメージと照会内容データをBPMSに取り込み、お客様業務システムにHULFT伝送して契約照会を自動化。、必須キーワード検知などの自動補正サポート機能を実装

    照会内容と契約内容のデータ、照会書・回答書イメージデータ・問い合わせ履歴を一元管理

    業務進捗管理・生産管理を自動化、業務進捗や生産性・稼働率を可視化

成果

  • 照会内容データ化の自動化による作業全体の生産性・品質向上

    照会票内容を自動でデータ化、入力補正サポート機能によりデータエントリーの生産性と品質が向上、契約内容照会自動化のため入力対象項目数が2倍近く増加するも、契約内容照会作業の処理時間が大幅に削減され、全体で11%程度のコスト削減を達成

  • 業務進捗の可視化による自動的な進捗管理・生産管理

    全体業務を帳票、業務プロセス、日時、担当者といった単位ごとに可視化し、管理画面からリアルタイムで進捗状況を把握。これまで対応困難であった処理途中の照会分の状況確認や至急対応も可能に。進捗遅れに対するアラートの自動発信により進捗管理を自動化。生産管理を自動化し、管理コストを削減

お客様の反応

  • 全社的なコスト削減

    業務管理を含めて工数が削減され、大幅なコスト削減が実現しました。

  • リードタイム短縮と負担軽減

    処理のリードタイムが短縮されることで、回答未着の問い合わせが減少し、社員の負担が軽減されました。

  • リソースの再配分

    担当社員が実務に当たる工数が削減され、本来社員が担うべき企画等の業務にリソースを振り向けられるようになりました。

FLOW

ご利用の流れ

ご契約から最短4ヶ月でアウトソーシングが可能です!

キックオフミーティング

業務分析

2週間程

  • ・生産性、人員体制、システム、生産・品質管理状況、教育の視点から現状を整理して課題分析
  • ・オペレーション運用、システムの改善策を策定
  • 「あるべき姿(TOBE)」を提案

業務設計

1ヶ月程

  • ・TOBEの運用フローを設計
  • ・システム機能設定またはカスタマイズ機能の設計
  • ・システム&インフラ環境の設計書、仕様書などの作成・納品

環境構築&
システム開発・設定

1~3ヶ月程

  • ・システム運用環境とネットワークの構築
  • ・システム設定・カスタマイズ開発
  • ・単体、結合、運用テストの実施
  • ・データ移行(必要に応じて)

業務移管

1ヶ月程

  • ・業務移行(体制構築・マニュアル作成・研修)
  • ・業務移管判定テスト
  • ・並行稼働(要件検証を兼ねる)
  • ・本番稼働

本番運用
改善サポート

  • ・専任担当者によるシステム運用保守
  • ・システム上で生産管理・品質管理
  • ・生産計画の作成
  • ・生産状況・品質の課題分析から運用改善
  • 本番稼働後もPDCAサイクルで生産性・品質を向上し続ける

アウトソーシング開始