オペレーションの可視化と標準化により30%のコスト削減を達成!多拠点展開と情報一元管理で業務効率を飛躍的に向上
オペレーションの可視化と標準化により30%のコスト削減を達成!
多拠点展開と情報一元管理で業務効率を飛躍的に向上
お客様情報
業種 | 損害保険会社 |
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担当部署 | オペレーション部門 |
業務内容 |
契約計上業務 代理店やお客様から送付された申込書・承認請求書を保険種目ごとに仕分けし、書類を点検・審査してホストシステムに申込書等の内容を入力。その後、保険証券を作成し、お客様宛に発送する業務。年間15万件以上の帳票を処理する。 |
導入サービス |
契約計上システム 損査処理管理システム |
導入期間 | 6か月※業務分析開始からシステムインテグレーション・リリースまで |
課題
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紙ベースの作業で業務の把握が困難
保険種目(帳票)別で進捗管理せざるを得ず、契約計上業務全体の業務量や進捗状況の把握できないため、拠点内または拠点間での人員調整が困難で待機時間が発生し人件費の増加につながっている。
紙がないと業務ができないため多拠点展開によるBCP対応も難しい。 -
作業の属人化により効率・品質の改善が困難
紙ベースの作業で処理履歴が残らないためミスの原因究明がしにくく、同様のミスが繰り返されやすくなる。業務の属人化傾向が顕著で業務ノウハウの共有もしがたく、災害発生時などの繁忙の際に応援体制を取るなどの人材活用も困難である。
提案内容
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ペーパーレス化して帳票仕分け・データエントリーを自動化、人的作業を削減
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点検・各種計上処理をシステム上で標準化、業務ノウハウ蓄積により品質向上と教育時間・コスト削減
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情報を一元管理し全体進捗・生産性・稼働状況を可視化して、多拠点間の人員調整・BCP対応・テレワーク対応の実現
導入内容
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COMITX 契約計上システム・損査処理管理システム
各部門の情報や紙媒体をデータ化し、BPMS(ビジネスプロセスマネジメントシステム)に取り込み、情報をイメージワークフロー機能で一元管理
各業務プロセスの進捗を可視化し、生産管理を自動化
案件の帳票種類や入力項目に合わせたAI-OCRを導入し、チェックロジック、マスタ補正、関連項目の自動入力などのエントリーサポート機能を実装
拠点間・部門間の問い合わせ機能により、計上部門と営業部門の担当者間での業務状況の把握や連携をスムーズに実現
クラウドシステムを起用
成果
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オペレーションコストの削減
オペレーションの可視化とエントリーサポート機能により作業標準化を実現し、生産性が向上。従来比で30%のコスト削減を達成し、オペレーター数を200名から150名程度に削減。
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多拠点展開の実現
単一拠点から3拠点展開が可能になり、BCPを実現。
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情報一元管理の実現
全拠点の進捗状況を一覧でき、拠点間の情報連携・進捗共有が速やかに行えるため、業務全体の生産性・稼働率が向上。持続的な改善を継続。
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業務進捗の可視化による自動管理
全体業務を帳票、業務プロセス、日付別、担当者別で可視化。管理画面からリアルタイムで進捗状況を把握でき、管理コストを削減。
お客様の反応
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工数とコストの大幅削減
契約計上業務全体の工数が削減され、大幅なコスト削減ができました。
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リードタイムの短縮
正常処理のリードタイムが、計上まで5営業日から3営業日に短縮しました。
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処理状況の可視化と管理工数の削減
各案件の処理状況が一覧で確認でき、オペレーター自身がやるべき作業を判断して処理できるので、管理者のコントロールにかかる工数削減や待機時間の短縮につながっています。新型コロナウイルスのパンデミック下においても業務の滞留を極力抑制できました。
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業務の可視化と改善策の実施
業務の進捗状況や生産性・品質の状況が可視化され、以前では把握しきれなかった担当者や案件ごとの問題点が明確になり、有効な改善策を打てるようになりました。
FLOW
ご利用の流れ
ご契約から最短4ヶ月でアウトソーシングが可能です!
キックオフミーティング
業務分析
2週間程
- ・生産性、人員体制、システム、生産・品質管理状況、教育の視点から現状を整理して課題分析
- ・オペレーション運用、システムの改善策を策定
- 「あるべき姿(TOBE)」を提案
業務設計
1ヶ月程
- ・TOBEの運用フローを設計
- ・システム機能設定またはカスタマイズ機能の設計
- ・システム&インフラ環境の設計書、仕様書などの作成・納品
環境構築&
システム開発・設定
1~3ヶ月程
- ・システム運用環境とネットワークの構築
- ・システム設定・カスタマイズ開発
- ・単体、結合、運用テストの実施
- ・データ移行(必要に応じて)
業務移管
1ヶ月程
- ・業務移行(体制構築・マニュアル作成・研修)
- ・業務移管判定テスト
- ・並行稼働(要件検証を兼ねる)
- ・本番稼働
本番運用
改善サポート
- ・専任担当者によるシステム運用保守
- ・システム上で生産管理・品質管理
- ・生産計画の作成
- ・生産状況・品質の課題分析から運用改善
- 本番稼働後もPDCAサイクルで生産性・品質を向上し続ける
アウトソーシング開始