AIデータエントリー導入で28%のコスト削減と業務の均一化を実現!多拠点展開と情報一元管理で生産性向上
AIデータエントリー導入で28%のコスト削減と業務の均一化を実現!
多拠点展開と情報一元管理で生産性向上
お客様情報
業種 | 食品卸売会社 |
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担当部署 | 経理部門(直接的な実務部門) 営業部門(内容により実務に一部関与) 管理部門(全体的な業務進捗管理および工数管理) |
業務内容 |
卸売経理業務 仕入先および得意先の仲介となる卸売会社の役割から発生する様々な商品伝票をデータ化し、仕入先および得意先単位で最終的な金額清算のための会計処理を行う業務。年間10万件以上の伝票を処理する。 |
導入サービス |
AIデータエントリー COMITX BPMS |
導入期間 | 8か月※業務分析開始から本番稼働まで |
課題
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紙ベースの人的作業で高コスト運用、品質改善が困難
商品伝票が非定型のため帳票のデータ化を人的作業で行わざるを得ず、平均賃金上昇を背景とした人件費コストの増加のほか、ヒューマンエラーが生じやすく生産性向上への取り組みも頭打ちとなっている。
紙現物を要する業務運用によりテレワークができず働き方改革・BCP対応を阻害し、物流コスト・保管コストも削減できず、帳票の紛失・破損といったセキュリティリスクが常在する。 -
作業内容の属人化による業務知識共有の困難
属人化による業務のブラックボックス化が進み、業務ノウハウが共有しにくく、拠点内・拠点間の人材活用を阻んでいる。
提案内容
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ペーパーレス化してシステム内でエントリー等の処理を行うことで、物流コスト・保管コストの削減
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データエントリーの自動化およびデータチェックの一部自動化により、人的作業削減、品質向上
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情報を一元管理して全体進捗・生産性・稼働状況を可視化し、生産性向上、BCP対応・テレワーク対応の実現
導入内容
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AIデータエントリー
AI-OCRでエントリーを自動化、ロジック・各種マスタによる補正などのエントリーサポート機能を実装
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COMITX BPMS
エントリーしたデータと各業務プロセスの情報をBPMS(ビジネスプロセスマネジメントシステム)に取り込み、情報をイメージワークフロー機能で一元管理
イメージワークフロー機能により業務進捗管理を自動化し、生産性・稼働率を可視化
成果
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オペレーションの生産性向上
手作業で行っていた帳票のデータ化の生産性および品質が大きく向上し、従来比で28%のコスト削減を達成。また、帳票や担当者ごとの差分を防ぐことで均一化された業務結果を実現
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業務進捗の可視化による自動管理
全体業務を帳票、業務プロセス、日時、担当者といった単位ごとに可視化し、管理画面からリアルタイムで進捗状況を把握。進捗遅れに対するアラートの自動発信により進捗管理および生産管理を自動化し、管理コストを削減
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データ化による紙媒体コスト/リスクの排除
イメージワークフロー機能により、紙媒体で受領していた情報をシステム上で授受可能にし、従来紙のやり取りで行っていた作業間・OP間の業務引継ぎ・連携に伴う時間のロスを削減し、効率向上と管理コスト削減、セキュリティリスクも大きく低減
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ロケーションフリーの業務環境
お客様セキュリティポリシーを満たしながら多様なアクセス環境を実現し、主拠点外やテレワークなどニーズに応じた業務環境を実現
お客様の反応
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工数とコストの大幅削減
オペレーションがシンプルになったことで、大幅なコスト削減ができました。また業務の一部をパートに対応させるなどの運用も可能となりました。
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業務の可視化と管理手法の向上
各々が対応すべき業務が明確に可視化されていて、担当者毎や全体業務の進捗が把握しやすくなりました。またこれまで見えなかった担当者や帳票ごとの問題点が可視化され、新たな業務改善の余地が生まれました。
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リソースの最適化
紙自体の取扱いが大きく削減され作業や管理自体が不要となり、他業務に集中することが出来るようになりました。
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働き方の多様化実現
拠点に依存しないためリードタイムに余裕が生まれ、部署間の連携もシステム上で随時可能となり、利便性が向上しました。
FLOW
ご利用の流れ
ご契約から最短4ヶ月でアウトソーシングが可能です!
キックオフミーティング
業務分析
2週間程
- ・生産性、人員体制、システム、生産・品質管理状況、教育の視点から現状を整理して課題分析
- ・オペレーション運用、システムの改善策を策定
- 「あるべき姿(TOBE)」を提案
業務設計
1ヶ月程
- ・TOBEの運用フローを設計
- ・システム機能設定またはカスタマイズ機能の設計
- ・システム&インフラ環境の設計書、仕様書などの作成・納品
環境構築&
システム開発・設定
1~3ヶ月程
- ・システム運用環境とネットワークの構築
- ・システム設定・カスタマイズ開発
- ・単体、結合、運用テストの実施
- ・データ移行(必要に応じて)
業務移管
1ヶ月程
- ・業務移行(体制構築・マニュアル作成・研修)
- ・業務移管判定テスト
- ・並行稼働(要件検証を兼ねる)
- ・本番稼働
本番運用
改善サポート
- ・専任担当者によるシステム運用保守
- ・システム上で生産管理・品質管理
- ・生産計画の作成
- ・生産状況・品質の課題分析から運用改善
- 本番稼働後もPDCAサイクルで生産性・品質を向上し続ける
アウトソーシング開始