ビジネスアナリストの役割と依頼方法を解説
公開日:2021.10.18
BPOサービスの利用や業務プロセス最適化に取り組む企業が増えている今、注目されているのがビジネスアナリストです。
ビジネスアナリストをフル活用するためにも、まずはその役割について正しい知識を身につけましょう。
業務プロセスに潜む非効率な実態や各種リスク、またビジネスアナリストへの依頼方法についてまとめます。
目 次
- ビジネスアナリストの役割とは
- 業務プロセスに潜む非効率の実態について
- ビジネスアナリストへの依頼方法についてご紹介
- まとめ
ビジネスアナリストの役割とは
ビジネスアナリストの役割は、顧客とのコミュニケーションの中で、業務プロセスに潜む課題を見つけ出し、その解決のための要件を定義することです。
業務プロセスについて、何らかの問題意識を抱えている場合でも、その課題を明確に指摘するのは難しいものです。
ビジネスアナリストは、業務プロセスの可視化を行い、問題点や解決法をクリアにしていきます。
課題解決のために有効活用できるシステムがあれば、その開発・導入についても、しっかりとサポートしてくれるでしょう。
デジタルBPOや業務プロセス最適化に取り組む上で、ビジネスアナリストがいるかどうかで、結果は大きく変わってきます。
ビジネスアナリストがコミュニケーションを取るのは、顧客だけではありません。
顧客がどのような課題を抱えていて、どんな解決法を希望しているのか、システム開発チームにも漏れなく伝えてくれるでしょう。
ビジネスアナリストがコミュニケーションの仲介役を担うことで、導入後の結果にギャップを感じにくくなり、業務プロセス最適化の効果を実感しやすくなります。
業務プロセスに潜む非効率の実態について
業務プロセスの効率化を考える上で気になるのは、「業務プロセスの中に、本当に非効率が潜んでいるのだろうか?」という点です。
多くの企業にとって業務プロセスとは、日々何気なくこなしているものです。
だからこそ、非効率も見逃してしまいがちです。
業務プロセスに潜む非効率の例としては、さまざまなオフィスに残る「紙業務」が挙げられます。
これまで、業務の現場にはさまざまな「紙」が存在してきました。
しかし今、紙業務の非効率性が注目されています。
データとしての情報を紙にするためには、準備・印刷という手間が発生します。
その資料を相手のもとへと届けるためには、直接持参するか、時間をかけて郵送する必要があります。
紙の契約書を使用する場合、対面での契約業務が必要不可欠となりますし、契約書はそのまま保管し続けなければいけません。
保管業務が発生しますし、契約情報をデータとして活用するためには、内容をデータエントリーする必要があります。
紙業務から脱却し、すべてをデータでやり取りできる環境を作れれば、紙の資料を準備したり届けたりする手間はなくなります。
情報共有も楽にできるようになりますし、契約業務についてもオンライン上で完結可能になるでしょう。
またデータ化された情報であれば、紙のように、保管場所を取ることもありません。
さらに汚損や紛失リスクも低減できます。
これまで何気なく行ってきた紙業務ですが、その業務プロセスを改めて見直してみると、そこには多くの非効率が潜んでいます。
ひとつ一つ着実に解決していくことで、業務プロセス全体の最適化を進められるでしょう。
このように、業務プロセスに潜む非効率の実態をつかむことが、ビジネスアナリストの非常に大きな役割となります。
思い切ってビジネスアナリストに依頼してみれば、まだ見つけられていない非効率も、きっと見つけられることでしょう。
ビジネスアナリストへの依頼方法についてご紹介
ビジネスアナリストは、業務プロセスに潜む非効率を見つけるプロでもあります。
具体的な解決策を提示してもらいたいのなら、これを機にビジネスアナリストに業務プロセスの見直しを依頼しましょう。
ビジネスアナリストは、企業内で育成する方法もありますが時間がかかってしまいます。
即効性を求める場合は、外部のビジネスアナリストと契約するのがおすすめです。
株式会社InfoDeliverが提供する「COMITX」は、次世代デジタルBPOソリューションで、ビジネスアナリストによる徹底サポートを特徴としています。
国際的なDX時代に対応していくためには、最新技術を活用した業務プロセスの革新が必須です。
COMITXなら、ビジネスアナリストと二人三脚で、必要な準備を整えていけます。
「ビジネスアナリストにサポートしてほしい」と思ったときは、COMITXをご活用ください。
まとめ
多くの企業にとって、業務プロセス最適化は非常に重要な課題です。
最新テクノロジーも活用していきたいところですが、知識がなければ難しいものです。
こんなとき、業務プロセスの見直しからシステム導入まで、一貫してサポートしてくれるのがビジネスアナリストです。
COMITXは、ビジネスアナリストによる現場支援を第一に考えています。
現場に潜む非効率やリスクへの対処を、ビジネスアナリストと一緒にスタートしましょう。