BPaaSとBPOの違いとは?クラウド化における業務改善方法をご紹介
公開日:2021.08.03
BPOの進化型として注目されているBPaaS。
BPaaSという新たなサービスを活用して、より一層の業務効率改善に取り組む企業も増えてきています。
DX時代に対応するため、積極的に活用したいBPaaSですが、具体的にどのようなものなのでしょうか?
BPOとの違いや、BPaaSを活用した業務改善方法について、詳しく解説していきます。
目 次
- BPaaSとBPOの違いについて
- クラウド化に伴うビジネスの変化
- BPaaSを活用した業務改善方法とは?
- まとめ
BPaaSとBPOの違いについて
BPaaSとBPOの違いは、「SaaSによるITテクノロジーの活用」にあります。
これまで、業務効率改善のためにBPOを活用してきた企業も多いことでしょう。
業務プロセスをアウトソーシングすることで、社内の人材をコア業務へと集中させやすい環境を実現してきました。
こうした仕組みを生かしつつ、さらにITテクノロジーを活用するのがBPaaSの特徴です。
従来型のBPOでは、アウトソーシングされた業務を「ヒト」が行うスタイルが一般的でした。
しかし各種業務をヒトが行う以上、その効率には限界があります。
また海外の人件費の高騰によって、コスト面でのメリットも実感しづらくなってきました。
近年増加しているのは、アウトソーシングされた業務の負担をITテクノロジーによって軽減できるシステムです。
ITテクノロジーを活用すれば、ヒトのように「業務時間」や「効率低下」が問題になることはありません。
単純な業務であれば、ヒトが行うよりも効率よく進めていけるでしょう。
このように、単純にプロセスのみをアウトソーシングするのではなく、クラウド上でそのためのシステムまでを提供できるのがBPaaSです。
もちろん、自社が抱える課題を解決できるシステムを導入するためには、BA(ビジネスアナリスト)の存在が不可欠と言えるでしょう。
BPaaSビジネスモデルを採用した「COMITX」なら、BAが徹底した現場主義で、それぞれの企業に合ったシステムをデザインしています。
「専門知識はないが、クラウドやITテクノロジーを駆使して業務効率を改善したい」という方にも安心です。
クラウド化に伴うビジネスの変化
BPaaSの基本となるのが、クラウド化です。
従来型のオンプレミスから、クラウドへの移行を検討する企業も増えてきています。
では、クラウド化によってビジネスにはどのような変化が生まれるのでしょうか?
以下に3つのポイントを紹介します。
★ロケーションフリーの実現
コロナ禍の今、クラウド化に伴う変化として、もっとも注目されているのがこちらです。
クラウド上に用意されたシステムやソフトウェアなどの情報は、インターネット環境さえあれば、いつでもどこからでも利用が可能になります。
これまでのオンプレミスでは難しかったリモートワークも、クラウド化によって導入しやすくなるでしょう。
★システム運用負荷の軽減
自社サーバーやシステムを運用するためには、さまざまな負荷がかかります。
コストはもちろん、そのための専任スタッフを置く必要もありました。
クラウド化によってシステム運用が楽になれば、その分の人件費をカットできます。
また、コア業務により多くの人材を回し、業務効率改善につなげることも可能です。
★スムーズなデータ共有の実現
クラウドサービスには、「アクセスできる端末が多い」という特徴もあります。
「会社のパソコン」以外にも、手元のスマートフォンやタブレットから情報の閲覧・編集が可能になります。
別のスタッフが更新した情報も速やかに確認できるため、情報共有しやすいという利点があります。
よりスピード感を持って、業務を進めていけるでしょう。
BPaaSを活用した業務改善方法とは?
BPaaSを活用した業務改善方法としては、以下のような例が挙げられます。
・ペーパーレス化による紙業務の効率化
・データの一元管理による無駄なプロセスの見直し
・AI×OCRとRPAの連携によるデータエントリー業務の効率化
・業務プロセスの可視化によるブラックボックス化の改善
まずは現場が抱えている業務全体を整理し、抱えている課題の本質を明らかにしましょう。
その上で、解決のためのシステムを決定します。
BpaaSを活用すれば、業務プロセス全体を見渡した上で、多方面からの改善効果が見込めます。
COMITXの場合、段階的な導入も可能です。
「まずは、今気になっている課題の解決から、徐々に規模を広げていきたい」という希望にも対応できます。
まとめ
次世代型のBPOとも言われるBPaaS。
クラウドや各種ITテクノロジーを導入することで、これまでのBPOとは全く異なるサービスを提供できます。
情報の一元化やプロセスの見直しは、今後の経営方針を定める際にも役立つでしょう。
現場が抱える課題をスピーディーに解決したい場合は、「COMITX」がサポートいたします。
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