属人化

読み方
英 語
ぞくじんか
non standardization

解説

属人化とは、特定の社員が担当している業務の詳細内容や進め方が、当人以外では分からなくなってしまう状態をいう担当者が突発的に休んだり、退職した場合、代替え社員で業務が進められない、または属人化している業務がボトルネックとなり、生産性が上がらなかったり、ミスに気づきにくいといった品質管理上のリスクがある。

紙で作業を行っている為に、作業方法が人によって異なり属人化に繋がるケース、RPAを導入したもののロボットへの指示内容が当人しか把握できておらず修正することができない、といった事例が存在し、業務効率化を実現する上で課題となっているケースがある。

属人化対する状態として「標準化」がある。マニュアルを整備し、誰でも業務に取り組める状況になっていることを指す。標準化の項を参照。

使用例

業務量の少ないものって、属人化してしまいがちなんだけど、なんとかならないかな。

関連語

  • 見える化

    対象作業についての業務フローを洗い出し、手順・作業内容を明確化し、組織内で共有すること。業種により適用方法は異なるが、一般的には問題や課題を認識するために利用される。「可視化」とも表現される。標準化へのステップともなる。

  • 標準化

    標準化の項を参照。