テレワーク
解説
インターネットなどの情報通信技術(ICT:Information and Communication Technology)を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方。会社に行かずに、自宅や近くにある会社の拠点などで仕事をすること。語源は「tele(離れた)」と「work(仕事)」を合わせた造語。
1 雇用型
事業主と雇用関係にある社員が以下のような形態で働くこと。
テレワークの形態
(1)在宅勤務:勤務先と同じ労働を自宅で行う。在宅勤務
(2) サテライトオフィス勤務:労働者の属するメインの オフィス以外に設けられたオフィスを利用する
(3)モバイル勤務:ノートパソコンや携帯電話等を活用 して臨機応変に選択した場所で業務を行う
2 請負契約型
請負契約に基づき、インターネットなどの情報通信技術を活用してサービスの提供(テープ起こし、ホームページの作成など)
を在宅や都合の良い場所(小オフィスなど)で行う。
SOHOやフリーランサーの働き方。
詳細参照
厚生労働省 テレワークにおける適切な労務管理のためのガイドライン
https://www.mhlw.go.jp/content/000553510.pdf
利点
育児・介護等を理由とした 労働者の離職の防止
遠隔地の優秀な人材の確保
オフィスコストの削減
弱点
労働時間の管理が難しい
進捗管理が難しい
セキュリティ管理が難しい。不安
使用例
厚生労働省でテレワークの導入に助成金があるってホント?
うちの会社テレワークOKになったから、保育園の送り迎えが楽になって助かったわ。
関連語
- 在宅勤務
在宅勤務の項を参照。
テレワークコース
厚生労働省が提供数る「働き方改革推進支援助成金」のこと。新型コロナウイルス感染症対策のためのテレワークコースもある。
厚生労働省HP(2021年1月現在)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/jikan/syokubaisikitelework.html